【貸金庫窃盗】山崎由香理の経歴|家族関係や事件の概要を解説

【貸金庫窃盗】山崎由香理の経歴|家族関係や事件の概要を解説

三菱UFJ銀行の元支店長代理、今村由香理(現姓:山崎)容疑者が金塊窃盗容疑で逮捕されました。(現在は離婚が成立しています)

2020年から約4年半にわたり、貸金庫から総額17億円以上を盗んだとみられています。まるでドラマのようなこの事件は、犯人が女性という点でも大きな注目を集めました。

当記事では、今村(山崎)容疑者の顔画像、経歴、プロフィールを詳しくお伝えします。ご家族(夫・子供)や学歴(短大)についてもまとめました。週刊文春による「和久井映見似」との報道に対する、SNSでの反響も紹介する予定です。

金塊窃盗とかドラマしか見たことない!

山崎由香理とは?

山崎由香理とは?

三菱UFJ銀行で安全と信頼の象徴だった「貸金庫」を管理しながら、多額の金塊・現金を着服したとして窃盗罪に問われた元行員です。2025年4月18日の初公判で起訴内容を全面的に認め、大きな社会的関心を集めています。

年齢・本名

  • 年齢:46歳(2025年4月時点)
  • 本名(旧姓):山崎由香理。結婚で今村姓となりましたが、2024年末に離婚し旧姓に戻りました。

出身・学歴

  • 出身地:埼玉県

学歴:川村短期大学卒(川村学園女子大学の前身)。就職氷河期の1999年に東京三菱銀行へ一般職で入行しています。せ

せっかく大手に入れたのにもったいない……

三菱UFJ銀行でのキャリア

三菱UFJ銀行でのキャリア
  • 1999年 東京三菱銀行(現・三菱UFJ銀行)入行。
  • 2020年4月 江古田支店営業課長に昇進。
  • 2022年7月 練馬支店営業課長/支店長代理。ここで貸金庫業務の管理責任者となり、予備キーを扱える立場に。

2024年10月 玉川支店へ異動(支店長代理)。異動後も練馬支店時代に持ち出したマスターキーを使用したとみられています。

事件の概要

  • 犯行期間:2024年3月〜10月。
  • 手口:管理責任者の立場を悪用し、貸金庫の予備鍵で金塊22kg(約2億8,800万円相当)と現金1,650万円を盗み出して質入れ・換金。(朝日新聞, 時事通信ニュース)

発覚:2024年10月、利用者からの「現金が無い」との連絡で社内調査が入り、2025年1月14日に最初の逮捕。以後、追加立件を含め3度逮捕。立件額だけで約3億8,000万円、銀行調査では被害総額約17億円。(毎日新聞, 毎日新聞)

事件の概要

事件の概要
  • 犯行期間:2024年3月〜10月。
  • 手口:管理責任者の立場を悪用し、貸金庫の予備鍵で金塊22kg(約2億8,800万円相当)と現金1,650万円を盗み出して質入れ・換金。(朝日新聞, 時事通信ニュース)
  • 発覚:2024年10月、利用者からの「現金が無い」との連絡で社内調査が入り、2025年1月14日に最初の逮捕。以後、追加立件を含め3度逮捕。立件額だけで約3億8,000万円、銀行調査では被害総額約17億円。(毎日新聞, 毎日新聞)

動機

検察の冒頭陳述によれば、

  • FX取引やネット競馬で作った多額の負債を埋めるために犯行を重ねたとされています。2014年には債務整理(小規模個人再生)を経験していました。

家族・人間関係

項目概要
配偶者会社員(資産家の長男)。2024年秋〜冬に離婚。
子どもなし
義父元みずほ銀行勤務、不動産収入で資産家。
実父埼玉県在住、認知症を患うと報じられる。
実母両親離婚後、シングルマザーとして育てたとされる。

逮捕・裁判の流れ(簡易年表)

  • 2024.03 & 09 練馬支店で金塊22kgを窃取。
  • 2024.10 玉川支店で現金1,650万円を窃取。
  • 2025.01.14 窃盗容疑で初逮捕。
  • 2025.03.10 三度目の逮捕(玉川支店分)。

2025.04.18 東京地裁で初公判、「すべて認める」と陳述。

まとめ

山崎由香理は、埼玉県出身で川村短大卒、三菱UFJ銀行に一般職で入行してから約25年のキャリアを積み、練馬支店・玉川支店で営業課長兼支店長代理を務めた46歳の元行員です。

2024年3月から10月にかけて、貸金庫のマスターキーを悪用して金塊22 kgと現金1650万円を持ち出し、総額17億円規模とされる巨額窃盗事件を引き起こしました。

動機はFX取引やネット競馬で抱えた多額の負債の穴埋めで、被告自身も2014年に債務整理を経験しています。

逮捕は2025年1月14日、以降3度立件され、4月18日の初公判で「全部認めます」と全面自供。次回公判は5月19日に予定され、検察は追起訴を検討中です。

資産家の夫とは昨年離婚済みで実質的な弁済能力は乏しく、70人超の被害顧客への補償問題や銀行の内部統制見直しが全国的な焦点となっています。

貸金庫の“安全神話”を揺るがす前代未聞の事件として、今後の判決と民事責任の行方に注目が集まります。